松下展子 Tenko Matsushita
株式会社TENインターナショナル 代表取締役社長
一般社団法人 全国日本学士会 評議員
社会福祉法人 鞍馬山正香苑 評議員
大学講師などを経て、外国語の総合サービスを展開する「株式会社テン」を設立し、代表取締役に。その後、2015年3月に組織を改編。
翻訳事業部などを中心に、「株式会社TEN」を立ち上げる。
この度、2023年3月に「株式会社TENインターナショナル」に商号変更し、さらなる挑戦を楽しむ。
自らも幅広い分野の翻訳に携わり、「世界の知性が語る21世紀」(岩波書店)」や「ダーウィンと家族の絆(白日社)」(ともに共訳)などのアカデミックな翻訳出版でも高い評価を得ている。
また、幼い頃より「美しい日本語」に尽きない思いを寄せ、翻訳のみならず、ライティングや作詞などの世界でも、その豊かな個性を輝かせている。
翻訳出版
『世界の知性が語る21世紀』
岩波書店出版 2000.11.27刊行
S.グリフィスス編/渡辺政隆・松下展子訳
A5判・並製・カバー・338ページ 定価(本体2,600円+税)
21世紀には何が起きているのか、人類には何ができるだろうか。自然科学、政治・経済学、哲学などの第一人者30人が、この問いと真摯に向き合い,大胆に予測する。
S.J.グールド、R.ドーキンス、U.エーコ、J.K.ガルブレイス、A.セン…。
彼らが想い描く21世紀の風景とは。
その時われわれに問われる倫理と残された希望とは何か。
[目次]
チアヌ・アチェベ 『カラーライン』
フレンチ・アンダーソン 『遺伝子治療』
ノーム・チョムスキー 『言語のデザイン』
アーサー・C・クラーク 『2099年・歴史の始まり』
ポール・デイヴィス 『「起源」をめぐる三つの謎』
リチャード・ドーキンス 『解き明かしたい謎は…』
ダニエル・デネット 『文化の公衆衛生』
カール・ジェラッシ 『アートの世紀』
アンドレア・ドウォーキン 『女性のための新エルサレム』
ウンベルト・エーコ 『自作の飛行船に惚れ込むことなかれ』
フランシス・フクヤマ 『女性政治』
J・K・ガルブレイス 『労働者ではなく銀行家を罰せよ』
ダニエル・ゴールマン 『心をめぐる戦いで勝利する』
スティーヴン・ジェイ・グールド 『予測できないパターン』
スーザン・グリーンフィールド 『ジョージ・オーウェルの1984年…2084年に』
リン・マーギュリス 『ウェットな合体による恒久的吸収合併の証拠』
ドン・ノーマン 『認知的人工補助装置』
ポール・ナース 『複雑ながん細胞と単純な細胞』
スティーヴン・ピンカー 『符合の増加』
シャーウッド・ローランド 『二酸化炭素の除去』
アマルティア・セン 『来たるべきことがら』
エレイン・ショーウォルター 『楽観主義と悲観主義』
ピーター・シンガー 『新しい倫理』
デイル・スペンダー 『基本的人権』
クリス・ストリンガー 『未来を解明する化石』
シェリー・タークル 『私たちの心を変えるおもちゃ』
ケヴィン・ウォーリック 『マインド・マシーン』
ジェイムズ・ワトソン 『人類進化の軌道修正』
スティーヴン・ワインバーグ 『万有理論』
スラヴォイ・ジジェク 『ギャップを埋めるということ』
『ダーウィンと家族の絆』
白日社出版 2003.12刊行
ランドル・ケインズ著/渡辺政隆・松下展子訳
四六判 上製 627ページ 定価(本体3,800円+税)
長女アニーとその早すぎる死が進化論を生んだ。
苦難を乗り越えて19世紀を生きるダーウィンとその家族の姿を、子孫である著者が、新発見の資料もまじえて生き生きと再現。
[目次]
1. 金剛インコの館
2. 翼竜のパイ
3. 赤ん坊の自然史学
4. 幼いクロコダイル
5. ギャロップの調べ
6. 信仰、クリケット、フジツボ
7. 遠い世界
8. 子供のむずかり
9. モールヴァンでの別れ
10. 喪失と思い出
11. 死病
12. 種の起源
13. オランウータンまで徹底的に行く
14. 神の刃
15. 人間の由来
16. つましきものへのこだわり
[著者紹介]
著者 ランドル・ケインズ(Randal Keynes)
1948年、英国ケンブリッジ生まれ。
オックスフォード大学で人類学を学び、国家公務員となる。
学者一家の生まれで、チャールズ・ダーウィンは高祖父(祖父の祖父)、経済学者のジョン・メイナード・ケインズは大叔父(祖父の兄)にあたる。
ダーウィンの元住居ダウンハウスの修復事業に協力する傍ら、ダーウィンの庭と植物学研究に関する著書を執筆中。ロンドン在住。
作詞/訳詞
「言葉の容」に寄せる想いは、作詞や訳詞の世界にもその広がりを見せている。
人気ミュージカル俳優らのコンサートや音楽劇の作詞や訳詞も手がけ、CDなども発売されている。
これまでの主な提供アーティスト(五十音順)
麻生かほ里、石井一孝、大須賀ひでき、神崎順、駒田一、シルビア・グラブ、
デュークエイセス、土居裕子、前田美波里、宮川浩 その他